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親の終活!気持ちよく遺言書を書いてもらうには?!

遺言書8

人が亡くなると相続が発生します。
それがあなたの親であれば、法定相続人は兄弟姉妹であることがほとんどです。

相続の話合いをして、スムーズに合意できればいいのですが、最近は「争続」という言葉が流行るほど、争いになるケースが多くなってきました。

言い分としては、
「親の面倒を看た分、多くもらうのが筋だ」
「長男が家と土地を引き継ぐものだ」
「家をかえりみなかった者に相続する権利はない」
などです。

それまで仲の良かった兄弟姉妹であっても、それぞれの家庭や環境の違いを主張しはじめると、話はややこしくなるばかりです。

そんなトラブルを避けるためにも、親に「遺言書」を書いてもらいたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
ですが、実際には「遺言書を書いて欲しい」とは言いだし難いですよね。

今回は、親に気持ちよく「遺言書」を書いてもらうためのアプローチ法を考えてみました。

 

親に遺言書を書いてもらうとっておきの方法

今でこそ「遺言書」は一般的になっていますが、高齢の親世代はまだ「遺言書」に、いいイメージを持っていないことがあります。

いきなり「遺言書を書いて欲しい!」と言っても、上手くいないないでしょう。

「遺産を狙っているのか!」
「死ぬのを待っているのか!」

などと、気分を害されるかもしれません。

まずは自分で遺言書を書いてみる

自分自身が率先して「遺言書」を書くと、説得力が大きく違ってきます。

親に「遺言書を書いたんだ」という話をすれば「なぜ?」と聞かれるでしょう。
そこから「遺言書」が必要な理由や、「遺言書」がなかった場合に、どのような相続になるかを話すのです。

例えば「遺言書」がなかったら、銀行から葬儀代も引き出せなくなる。
「遺言書」があれば、相続の手続きが簡単になるから助かる。

など、危機感を煽るだけでなく、「遺言書」があった場合のメリットも伝えましょう。

専門家にサポートしてもらう方が確実ですが、素人にも書きやすい「遺言書自筆セット」も市販されています。
親と一緒に書いてみるのもいいかもしれません。

ですが、最終的に公正証書にしてもらったほうが、より安心です。

エンディングノートをすすめる

エンディングノートは「遺言書」のような厳しいルールがありません。
自分の人生を振り返ることから始まり、これからの希望や夢を書くページもあります。

楽しかった思い出もあれば、後悔する場面を思い出すこともあるでしょう。
そうやって、自分の人生の棚卸をしているうちに、遺される家族への想いにも気づきます。

遺品や遺産はどうなるのか、どうしたいのか。
おのずと、その指針が必要だと感じるでしょう。

「遺言書」と同じようにエンディングノートにも拒否反応を示す親であれば、ここでも自分が率先して書いてみてください。

エンディングノートは、いざという時の忘備録のようなものであると理解してもらいましょう。
「これがあると安心だから」と、子供の気持ちを素直に伝えてください。

書く項目が多くて戸惑ってしまうようであれば、代わりに書いてあげるのもいいですね。
ただし、遺産配分などについては、できるだけ自筆にしてもらってください。

これも、トラブルを避けるためです。

親子で相続について学ぶ

世の中は今「終活」ブームです。
地方でも、大なり小なりの「終活セミナー」が盛んに行われています。

親を誘ってこれらの講演会に参加してみはどうでしょう。

本を読んだり、素人が説明するよりも、わかりやすく「遺言書」の必要性に気づかせてくれるはずです。

ただし、ブームであるがゆえに、主催者の背景には注意が必要です。
中には、アパート経営や資産運用をすすめる業者である場合があるからです。

また、終活セミナーといっても、お墓であったり葬儀であったり、内容も様々です。
講師のプロフィールなどを参考にして、「相続」関連セミナーへの参加をおすすめします。

 

親に遺言書を書いてもらう時の注意点

「遺言書」は、円満な相続のための必要書類です。
それを理解して書いてもらう分には問題はないのですが、中には急ぐあまりに無理やり書かせるといったこともあるかもしれません。

もし、脅したり騙したりして書かせた「遺言書」だとわかれば、書かせた人は「相続欠絡」になり、相続をすることができなくなります。

「兄が自分の相続が有利になるように、親父に遺言書を書かせた」

などと、クレームがつかないように、家族全体で理解し合いながら「遺言書」を用意するようにしましょう。

 

親子のコミュニケーションを大切に

「相続」は、親子間であるからこそ、何となく話しにくい話題です。
これを、腹を割って話し合えるということは、日ごろから親子のコミュニケーションがしっかりできているということ。

それまで振り向きもしなかった親に対して、いきなり「相続! 相続!」と切りだしても、親は頑なになるばかりでしょう。

家族の将来のこと、親のこれからのこと、または希望や夢などを聞いたり話したりして、親子の絆を深めておいてください。

そうすれば自然と、家族のためには何が必要かを、親はちゃんと考えてくれるものです。

 

「親の終活!気持ちよく遺言書を書いてもらうには?!」のまとめ

相続において「遺言書」のメリットは大きいです。
ですが「遺言書」を書く人は多くありません。
特に親世代になると、誤解や勘違いで敬遠する人もいます。

だからと言って「遺言書」を強制するわけにもいきません。
根気よく「遺言書」がどれだけ子世代にとって助かるかを説明し、理解してもらうしかないのです。

それにはまず、自分が「遺言書」書いてみる。
ハードルの低い「エンディングノート」から進めてみる。
日ごろから相続について話し合える環境を作っておく。

ここから始めてみましょう。

親に気持ちよく「遺言書」を書いてもらうには、親子で相続について学ぶ姿勢なのかもしれません。
互いに理解し合い、納得したうえで、自然と「遺言書」を書こうという気持ちになってもらうことが理想ですね。

次回は、親世代が勘違いしやすい誤解についての解消法を考えてみたいと思います。

 

 

 

 

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