終活に関する資格がこんなにたくさん!どんな違いがあるの?

終活ブームに乗って、社会では様々な資格が登場しています。
ざっと調べだけで7つもありました。
・終活カウンセラー
・終活アドバイザー
・終活にケアプランナー
・終活士
・終活診断士
・終活ガイド
・終活マイスター
これらはそれぞれ民間の資格で、試験方法や実務に対する特徴が違います。
大前提として、公に認められた資格ではないので、法的な効力はありません。
ですが、自分や家族のために終活を勉強したい人や、士業、介護、FPの資格を持っている人が、相乗効果のために取得することが多いようです。
実はこのブログを書きながら、わたしも終活をしっかり学びたいな~と思い、どんな資格でどのような違いがあるのかを調べてみました。
見出し
終活に関わる資格の内容と違い
終活の目標は、後半に差し掛かった人生に、不安や心配事を少しでも減らして自分らしく生きようとするものです。
だけど具体的に何をすればいいのか、わからないという人は多いでしょう。
終活関連の資格は、終活をしようとする人をサポートしたり、アドバイスをするための知識を得るものです。
運営がしっかりしていると思われる3つの資格について、それぞれの特徴を見ていきましょう。
終活カウンセラー
一般社団法人終活カウンセラー協会が認定している資格です。
初級・中級・インストラクター養成講座に分かれています。
初級では終活の基礎を学びながら、エンディングノートが書けるように指導されます。
上級から、エンディングノートを書くためのアドバイスができるようになります。
インストラクター養成講座は、終活カウンセラーの先生になるための講座です。
6時間の講義を受けて、その後資格試験に取り組みます。
受験費用:初級9,970円/上級39,960円/インストラクター200,000円
会員登録料:380円/月
終活アドバイザー
終活アドバイザー協会が認定している資格です。
エンディングノート作成のアドバイスや、終活に関する相談、また自治体窓口へ同行するなどのサポートが行えるようになります。
オリジナルのエンディングノートを使って学習するので、自分の終活も一緒に進めることができます。
通信教育ユーキャンを通じて、自宅で学べるのがメリットですね。
ユーキャン講座代:35,000円(受験費込)
終活アドバイザー協会入会費:4,000円/年会費6,000円
終活ライフケアプランナー
一般財団法人日本能力開発推進協会(JADP)が認定している資格です。
エンディングノート・死生観・お墓の選び方などを学びます。
心理学やカウンセリングのスキルも学べるのが特徴です。
キャリアカレッジジャパンというところで講座を受けた後、自宅で資格試験を受けます。
養成講座受講代:37,000円/受験代:5,600円
資格取得後について
主だったものをみてみましたが、専門的な知識から心構えにいたるまで、かなり丁寧な指導を受けられるようです。
法律や介護についても学びますが、実務として行うわけではなく、それぞれの専門家への橋渡し的な役割を担います。
特徴はありますが、どれも同じくらいのレベルの知識を得ることができるので、自分だけでなく、終活にについて悩んでいる人や困っている人の手助けにもなるでしょう。
きちんと学べば、資格試験の合格率はそれぞれ90%以上。
この資格だけで独立開業!というのはむつかしそうですが、弁護士などの法律家に相談するのは敷居が高いと思っている人たちには、身近な相談相手としての需要はあると思います。
「終活に関する資格がこんなにたくさん!どんな違いがあるの?」のまとめ
「終活」という言葉は知られていても、実際に何をするのかは戸惑ってしまう部分も多いですよね。
学習内容を見ても、終活の内容は多岐にわたり、専門家に相談しなければできないこともたくさんあります。
また、資産や家族関係などのプライベートにも関わることになるので、信用や信頼度といった部分も大切になってきます。
もちろん、仕事にするのではなく、自分や家族のためだけに勉強をするというのもアリです。
終活がグッと深まります。
わたしは、勉強も試験も自宅で完結できる「終活アドバイザー」の講座に申し込んでみました。
学んだ知識が、このブログの役にたつといいなぁと思っています。
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