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タンス預金は相続税対策になる?税務署を欺けないその理由!

相続2

相続税を納めるために遺産を処分しなければいけなくなった。
このような話を聞いたことがあるかと思います。

せっかく相続した遺産を、みすみす税金に取られたくないとは、誰もが思いますよね。
この税負担から逃れるために「タンス預金」をしている方もいるでしょう。
中には、遺族のためによかれと思って、かなりの金額を隠し持っているお年寄りもいるようです。

見つからなければ得をする「タンス預金」。
本当にそうでしょうか?

実は、そうそう生易しいものでもなさそうです。

 

タンス預金とは

お金を金融機関に預けずに、自宅に保管することを「タンス預金」といいます。
実際にはタンスではなく、金庫や仏壇、または床下に隠し持つような場合もあります。

最近は、マイナス金利の影響で金融機関に預けるメリットがなくなり、だったら現金を自分で管理しようという人が増えています。
また、相続税法が改正されて相続税対象の世帯が増えたために、その対策として現金を隠しておくこともあるそうです。
土地や株、預金などは税務署にしっかり把握されますからね。

たしかに、自宅にある現金までは見つかりっこないだろうと、わたしもちょっぴり思いました。
我が家には、税金対策しなければいけないほどの財産はありませんが……。

タンス預金はこうしてバレる

では本当に、タンス預金は税務署の目をごまかせるのでしょうか?

実は税務署は、申告書を見て怪しいところがないかを探すわけでありません。
相続が発生する前から、課税対象の世帯をマークしているのです。

税務署は、誰がどれだけの所得があるかを把握しています。
そして、おおよその資産と相続税額を予想しています。

税務署が予想している相続税額と、申告された相続税額に差があれば確実に怪しまれるのです。

税務署には強い調査権限あり、故人の通帳の入出金額を洗いざらい調べることができます。
100万円以上の使途不明金があれば、しつこく調べられるでしょう。
また、家宅捜索をする権限もあります。

タンス預金というのは、とても古典的な脱税方法なので、税務署は確実に見抜く知見を持っています。
その執念は侮らない方がよさそうです。

タンス預金がバレたらどうなる?

税務調査により、未申告のタンス預金が見つかった場合のペナルティはどうなるでしょうか。

まず、本来の課税額に加えて、重加算税が課せられます。
これは偽装や隠ぺいが見つかった時に課せられるもので、本来の税額にさらに40%が加算される、非常に重いものです。

隠していた金額が多額の場合や、税金逃れが悪質な場合は、国税局は告発をします。
その場合、罰金刑だけでなく実刑も覚悟しなければならなくなるでしょう。

その他のリスク

タンス預金には、他にもいくつかのリスクが付きまといます。

まず災害のリスクです。
自然災害や火災などでは、現金は保険の対象外です。
何か起これば、タンス預金は消えて無くなります。

盗難のリスクもあります。
空き巣だけでなく、お金が絡むと身内の反応も怖いものがあるのは事実です。
かといって、秘密にしていたためにタンス預金に気づかず紛失……なんて悲劇も考えられます。

 

「タンス預金は相続税対策になる?税務署を欺けないその理由!」のまとめ

相続税対策のためのタンス預金は、無意味な場合が多くデメリットも大きいのでおすすめできません。

ただし、災害など、いざという時に役に立つのは現金です。
数十万程度のタンス預金であれば、メリットはあるかと思います。

数百万、数千万、数億なんてタンス預金は危険すぎます。
そもそも、相続税を払いたくないためのタンス預金は立派な違法行為。

遺族を惑わせたり、トラブルに巻き込まれないためにも、正しい節税をしたいものですね。

何度も言いますけど、我が家には相続税対策をするほど資産はないので、あまり関係ない話でした。



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