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終活を親子で語りたい、どうすればうまく話し合える?

死を語る1

50代といえば、親世代がまだまだご健在だと思います。
自分の終活は、自分で粛々と進めていけばいいのですが、自分の親と終活を語るのは、少々ハードルが高いですよね。

母の闘病中、「遺影はこの写真を使って」とか「葬儀にはこの曲を流して」とか言う度に、「やめてよ縁起でもない」と、わたしは逃げてしまいました。
細々と生前整理のようなものを始めた母が、弱気になっているのだと心配になったのです。

一方で、万一の備えをしない親に終活の話をしたら、嫌な顔をされたという場合もあるでしょう。

いずれにしろ、親子であっても「死」は話しにくい問題です。

終活は、一人でこっそりやるものではありません。
家族や周囲と協力し合いながら、自分の意思を伝えていく行為です。

「終活」という言葉は、今でこそ普通に言われるようになってきていますが、心情的にはまだまだタブー視されやすいのが現状です。

デリケートな問題「死」を、円滑に話し合うためには、どのようにアプローチしていけばいいのでしょうか。

 

親子で「死」を語るための扉を開く

終活をしている高齢者の約60%が、一人でしているそうです。
一方、30代~50代の約62%が「親が終活をする時には自分にも話をしてほしい」と思っているそうです。

話合いたいけれど話合えていないのが現実です。

この親子間のギャップを埋めていくコツは何なのかを考えてみました。

他人事として考えない

わかり合えているつもりの親子でも、案外親のことを何も知らないという場合もあります。
なので、子供から親へ働きかける時にはまず、親を知ろうとするところから始めてみましょう。

お父さん、お母さんが普段考えていることを聞いてみてください。
今どんな生活をしていて、これからどのようにしていきたいか。
将来のことについても親子で向き合っていく姿勢を見せるといいと思います。

いつもどんな薬を飲んでいるのか。
家事でつらいことはないか。
耳が遠くなったと気づくこともあります。
足が悪くて病院に通っていると、初めて知ることもあるでしょう。

そうやって改めて「老い」に親子で向き合うと、将来について考えていかなければいけないものが見えてくるのではないでしょうか。

手を差し伸べられる範囲を知る

「死」は必ずやってくる。
わかっていても目を背けたいのが心情です。

でもだからこそ、元気な時に考えておかなければ、いざという時に辛くなります。
病気や老いなどで、体から「死」のサインが出てからでは遅いのです。

ではどんな「死」を迎えたいのか。
どうすれば自分の「死」を納得してその時を受け入れるのか。

これらを考える辛さは、誰にも任せられません。
親子であっても踏みこめない痛みです。

すべてを丸ごと抱え込もうとしないことも、大切になってきます。
親であっても、子に見せたくない部分もあるでしょうから。

語り合える第三者にお任せすることも考えてみてください。
信頼している知人や友人であるかもしれません。
または信仰している宗教関係の方かもしれません。

親子で語り合うにしても、踏み込めない領域があることを知り、一歩引いた謙虚さも、時には必要です。

時間をかける

親は子に、本音を明かそうとしなものです。
この壁はやっかいで、無理に取り払おうと頑張ってしまうと、後々わだかまりを残してしまうかもしれません。

時間をかけて、信頼関係を新たに築いていきましょう。

親子だけで向き合っている時に、日ごろの感謝を伝えたり、思い出を語り合ったり。
できるだけ聞き役に徹して、親の想いと共感してください。

そして、親の方から本音を明かしてくれるのを待ちましょう。

介護が必要になった時のこと。
終末期医療のこと。

気になっていたけど言いにくかったのだと、親はきっと気づいてくれます。

きっかけをみつける

何かの行事や記念日などに、親子で語り合うきっかけは転がっています。
たとえば誕生日やお彼岸やお盆などです。

知人の葬儀や出産なども、生死を考えるきっかけになりそうですね。
その時に、きちんと向き合える心積もりをしておくといいのではないでしょうか。

たとえば、「これ、わたしたちのために書いてみない?」と、エンディングノートを渡すとか。
「死」をテーマにした絵本などをプレゼントするとか。

きっかけを見つけると同時に、つくることも必要だと思います。

 

親子で終活を語りたい、どうすればうまく話し合える?まとめ

「死」について向き合うのは、必要だとわかっていても、やはり心苦しいものです。
でも、互いに元気だからこそ、笑い話的に持っていくことも可能なのです。

「終活は元気なうちに」と、あらためて感じました。



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