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死後の手続き葬儀編!喪主は悲しむ暇もない!

死後の手続き3

大切な人や家族が亡くなった時、その瞬間から始まる怒涛ような諸手続きと並行して、葬儀も考えていかなければいけません。
葬儀とは、通夜と告別式を思い浮かべますが、実は遺族にとってはそれだけでは済まないのです。

さらに喪主になると、悲しむ暇もないほど忙殺されます。

せめて少しでも落ち着いて対処できるように、実際の葬儀に必要な流れを見ておきましょう。

 

葬儀までの流れを知ろう

日本の葬儀の94%は仏式で行われます。
ここでは、一般的な仏式の葬儀で解説していきますね。

通夜前にすること

病院で亡くなった場合

現代では、多くの人が病院のベッドで最後を迎えます。
死亡を確認した医師は「死亡診断書」を書き、看護師による死後の処置が施され、遺体は霊安室へ運ばれます。
遺族は病室を片付け、医療費の清算、死亡診断書の受け取り、お世話になった医師や看護師への挨拶をする一方で、遺体を引き取る手配をしなければいけません。

葬儀社へ連絡をして、霊安室から遺体を運び出すまで、おそらく数時間のうちにしなければいけないことです。

自宅に安置できない場合は、葬儀社や火葬場が一時的に預かってくれる場合があります。
病院から葬儀会場へ直接搬送した場合は、その葬儀社で葬儀をするとみなされます。

自宅や施設で亡くなった場合

自宅や入居していた施設で亡くなった場合は、かかりつけ医か看取った医師が死亡診断書を書きます。
検視の場合は、死体検案書です。

自宅で亡くなったときは、病院で亡くなったときのように慌てる必要はありません。
亡くなった人と、ゆっくり向き合った後に、葬儀社へ連絡するといいでしょう。

菩提寺への連絡

葬儀のときにお世話になるお寺などが決まっている場合は、その菩提寺へ連絡をします。
キリスト教の場合は臨終に行う儀式があるので、危篤になった時点で神父や牧師に連絡をします。

親族や近親者への連絡

親族以外の人への連絡は、葬儀の日程が決まってからします。
友人・知人への連絡は、代表者にお願いして他の人へ伝えてもらいます。

エンディングノートなどに代表者の連絡先があると、遺族は助かりますね。

葬儀の打ち合わせ

すぐに必要になるものは、喪主の印鑑・遺影・お金です。
お金は、病院への支払いや、集まった人達の飲食代、お布施などで現金が必要になります。
亡くなった人の口座が凍結されて引き落とせない場合があるので、万一を考えて手元にまとまったお金を用意しておくことをおすすめします。

葬儀の打ち合わせでは、
・宗派・宗教の確認
・日程
・喪主の確認
・葬儀の規模や人数
・予算
などが聞かれます。

また、通夜が始まる前までに戒名をつけてもらわなければいけません。
戒名については、本来は故人のお寺への貢献度や信仰心などで与えられるものですが、最近はお寺との関わりが薄れているので、お布施の金額で位が決められる場合があります。

納棺

葬儀の打ち合わせが終わった後、親しい人が揃ってから、遺体を棺に納めます。
葬儀社主導で行われますが、供養のためにもできるだけ手を添えてあげるといいでしょう。

死に装束を整えたり、故人の愛用品を棺に入れたりした後に蓋をして、祭壇に安置します。

通夜から告別式までの流れ

通夜は、故人と親しい人たちが集まって遺体に寄り添、蝋燭や線香の火を絶やさずに故人を偲ぶ場です。
最近では、仕事の都合などで告別式に出席できない人たちの一般弔問客もお迎えするようになってきました。
そのため、告別式よりも通夜の方が参列者が多い場合があります。

通夜

喪主は、祭壇の前で弔問を受けます。
通夜式での読経は30分~40分くらいです。

通夜ぶるまい

通夜の弔問では長居をしないのが礼儀となっていますが、オードブルなどの簡単につまめる料理を用意して接待をします。
また「お清め」として、お酒も出します。

僧侶が通夜ぶるまいを辞退された時は、お車代と別に御膳料を包みます。

葬儀・告別式

本来、葬儀と告別式は別の儀式なのですが、最近は区別せず、通夜が明けた翌日に「お葬式」として執り行われます。
・式場・受付の設営
・弔電の整理
・会葬者受付
・着席
・葬儀開式
・読経
・遺族・親族の焼香
・会葬者の焼香
・喪主挨拶
・最後の対面
・出棺
このような流れで葬儀が行われます。

火葬

火葬場へ到着後すぐに「火葬許可証」を提出しますが、葬儀社が代行してくれることが多いです。

納めの儀式の後、控室で火葬を待ちます。
40分~1時間半くらいが目安です。

火葬が終わったら、骨上げ台に乗せられた故人の骨を、遺族で骨壺に収める「骨上げ」をします。

骨壺は白木の箱に入れ白い布で包んで渡されます。
この箱の中に、埋葬許可証が入っているので確認しましょう。

初七日法要

本来は亡くなった日から七日後に行われる大切な儀式ですが、最近は葬儀・火葬の後に行われるのが一般的です。
「繰り上げ初七日法要」や「付け七日法要」と呼ばれます。

精進落とし

繰り上げ初七日が終わると、会食に移ります。
「精進落とし」や「お斎(おとき)」と呼ばれ、最後まで葬送に加わってくれた人たちを労り、お礼をするための宴です。

僧侶が出席できない場合は、お布施・お車代と一緒に持ち帰り用の料理を渡します。

葬儀が終わったら

ここまで、葬儀の一連の流れをみてきましたが、遺族はまだまだすることが残っています。
期限のある届け出などもあるので、気が抜けません。

葬儀社などへの支払いや清算

葬儀が終わって数日以内に、葬儀社への支払いや清算をします。
請求書が届けられたら速やかに支払いをしておきましょう。

お布施などの未払い分がある時も、できるだけ早く済ませておくといいですね。

また葬儀後に続く葬送と並行して、諸手続きも進めていきます。
・期限のある届け出や手続きをする
・香典返し
・四十九日法要
・遺産相続・法定相続人の確定
・準確定申告と納税
・一周忌法要
このような流れで、その後の法要や手続きを進めていきます。

納骨についてはいつまでにという期限はありません。
四十九日法要や一周忌法要の時に、一緒に納骨・埋葬することが多いようです。
遅くても2年以内にしかるべき場所へ安置する方が、故人も落ち着くと思います。

 

「死後の手続き葬儀編!喪主は悲しむ暇もない!」のまとめ

読むだけでも疲れてしまったのではないでしょうか?

遺族、特に喪主は、葬儀の中心となりながら喪に服する存在です。
葬儀が終わった後でも、喪主としての立場で振る舞わなければいけません。

役割を分担するなど、喪主の責任を少しでも軽くする配慮をするよう、遺族同士で心がけることも大切です。

そして遺族が手続きなどで戸惑わないよう、生前から準備をする「終活」の必要性を、改めて感じます。

進んでいないエンディングノートを、頑張って書き進めなければ!

 

 

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