老後は海外へ!?憧れの海外移住を考える

老後は海外で暮らしてみたいと、考えたことはありませんか?
時間の余裕があり、物価も安く、刺激的な生活が待ってる!と、一度は夢見たことがあるかと思います。
同時に不安もありますよね。
言葉の問題や文化の違い。
治安も気になりますし、インフラの問題もあります。
そんな夢の海外移住を考えてみました。
海外移住のメリット、デメリット
遺された人生を悔いなく生きたい。
終活を始めて、そう感じた方も多いと思います。
海外移住を考えるなら、良い面ばかりではなく、デメリットも乗り越える覚悟が必要です。
メリット
物価が安い国であれば、年金生活者であってもゆとりのある生活が望めます。
フィリピンのマニラ、マレーシアのクアラルンプール、タイのチェンマイなど、海外移住で人気のある国は、おおよそ東京の半分の物価です。
日々の生活費が抑えられるのは魅力的ですね。
老後が退屈で時間を持て余しているような方は、文化や環境の違う海外はとても刺激的です。
異文化に触れることで新しい学びがあり、言語のスキルアップなど生涯学習の面でのメリットはとても大きいものがあります。
また、海外に住むことで、これまでの人間関係がガラッと変わります。
外国での新しい友好関係に刺激を受ける一方で、日本にいる家族や友人に会うために帰国するという、新たなイベントが楽しみになります。
デメリット
一番心配になるのは言葉の壁です。
ある程度話せる方でしたらスキルアップに繋がりますが、歳をとって外国語を覚えるのはなかなか大変です。
身振り手振りでなんとかなる!という、メンタルの強さも必要ですね。
宗教上の理由で制約を受けたり、食文化の違いになじまなかったり、暮らしてみて初めてわかる苦痛もあるでしょう。
治安もとても気になります。
日本の治安の良さは世界に誇れるものです。
防犯対策は、日本とは比べ物にならないくらいに厳しいものになります。
インフラについても、日本はとても恵まれています。
外国では、水が出なかったり、停電があったりは当たり前と思う覚悟が必要です。
また、日本のような医療設備が整っていない国もあるので、気をつけたいところです。
海外移住で人気のある国
海外移住で一番人気のある国はマレーシアです。
数百万の資産でビザが取れ、50歳以上であればリタイヤメントビザを簡単に発給してくれます。
気候も温暖で安定してるので、老後の体にも過ごしやすいでしょう。
バンコクやマニラも、日本からの移住者が多い国です。
日系の会社が多く、日本人のコミュニティもあるので、日本語だけでも生活できます。
中には、シニア向けの集まりもあるそうです。
急速に発展しているタイも、日本人には過ごしやすい国です。
花粉症に苦しまなくていいというのが、最大のメリットだという人もいますよ。
これらの国でもやはりメリット・デメリットはあります。
ビザ発給も、常に変動があるので、その時々で調べた方がいいかもしれません。
特に、人気国マレーシアは物価も上がってきているので、富裕層向けだと言われはじめています。
「老後は海外へ!?憧れの海外移住を考える」のまとめ
海外移住は、憧れだけでは実現できない大きな賭けになります。
ためしにロングステイしてみたり、数年暮らしてみるなどして、自分に合っているかどうかも検討するといいですね。
理想と現実は、たいてい違うものですから。
その国に骨を埋めるという悲壮な覚悟ではなく、海外生活を楽しむくらいが丁度いいのではないでしょうか。
失敗したら日本へ戻れるような柔軟性が、海外移住成功への秘訣かもしれません。
老後の海外移住は、人生最後のチャレンジになると思います。
充分に情報を集め、検討し、家族ともよく話し合って挑戦してくださいね。
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